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土用の時は「土に触らない」が原則
旧暦では立春、立夏、立秋、立冬の前の18日、19日間を
土用としてました。
土用の時は「土に触らない」これが原則です。
土の神様(土公神様)が土の中にいらっしゃるからです。
土公神様は土の中で静かにしていたいので
土いじりをされるのを嫌います。
そのため、
草抜き、観葉植物の植え替え
家の増改築、井戸や池などの工事
穴を掘ったり土を触ると叱られます。現在では夏の土用だけが残り
暑中見舞いを出したり鰻を食べたりします。
他にも土用餅、土用シジミ、土用卵などありますね。
土用に入ってから3日間を土用三郎と言って天気が晴れなら豊作
雨なら凶作とする言い伝えがありました。
土用期間は年に4回あります。
春土用 立夏の直前の18日間
夏土用 立秋の直前の18日間
秋土用 立冬の直前の18日間
冬土用 立春の直前の18日間
現在は土の力が弱まっているのですが夏土用は特に気を付けましょう
2024年の夏土用は
7/19~8/7です。
土用期間に避けた方が良い事は?
具体的にどんな作用があるかというと
草抜きをして腰を痛める。
要らぬ喧嘩をしてしまう。
転んで怪我をする。
また、
起業、開店、新事業を始める
就職、転職、結婚式、結納、口座開設
大きな決断をする…などは
避けた方が良いです。
この時期は決断がにぶり、
間違った判断をしてしまうからです。
電化製品が壊れやすかったり
不良品を買ってしまったりもするようです。
旅行や引っ越しもお勧めできません。
せっかくの吉方位も
効果が三分の一になってしまいます。
土用期間の方位は気を付ましょう
土用殺方位 土用中の凶方位
春土用 南東(辰の方)
夏土用 南西(未の方)
秋土用 北西(戌の方)
冬土用 北東(丑の方)
(この方位は気を付けなければなりません)
私は以前、夏土用の時に家から
南西に100㎞ほど離れたところに行きました。
その際、転んで怪我をしてしまい
傷が中々治らないという…
痛い目にあいました。
土用期間の方位は気を付けた方が良いです。
土に触れても良い日 間日(まび)
間日 (まび)
間日とは土公神さまが天上界へ行っているので
土用期間中にどうしても
土を触らなければならないという時
塗香(ずこう)を塗って身体を清め
土を触れば大丈夫です。
塗香はお寺などで手に塗り込んで
身を清める粉です。
匂い袋の様な良い香りがします。
ネットなどで買うこともできます。
間日は干支(えと)で見ます。
春土用の間日 巳 丑 酉の日
夏土用の間日 卯 辰 申の日
秋土用の間日 未 酉 亥の日
冬土用の間日 寅 卯 巳の日
季節の変わり目の土用は体調を崩しやすいです。
精神的にも落ち込んだり不安定になったりします。
この様な時は「スキル磨き」や「読書」をして
自分磨きをすると良いです。
また、土用は働きすぎの身体を
ゆっくりと休める期間でもあります。
土用の18日間をご自分の為に
有意義に使いましょう。
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